ふるさとはねむの花咲く(松坂直美作詞・八洲秀章作曲)・・・・岳の辻への道を「ねむの木街道へ
墓参帰郷の節は・・・・どうぞ!

社説(壱岐日報H20.10.31金)
近づくオープニング  「一支国弥生まつり」
県立・埋蔵文化財センターと市立・一支国博物館の二〇一〇年春の開館を記念、市内で十日間の日程で様々に展開される巨大プロジエクト「一支国弥生まつり」が、およそ二週間後の十五日に開幕する。 勝本町、文化センターで行われるオープニングイベントの
「天女の舞い」は是非、多くの市民に来て観てほしい。その天女の舞いを舞うのは舞踊家の浅野瑞穂さん。出雲大社や伊勢神宮など各地の神社で、その大いなる喜びや愛、メッセー ジ性の高い奉納舞いを舞うことで知られており、一支国弥生まつりの多くのイベントの中でも、出色のイベントである。

浅野さんの舞いは一昨年十一月一日夜、
「イキ壱岐ざっこくグループ・かみかみの穀物の会」の収穫祭の一環として、芦辺町、住吉神社で披露されており巫女(みこ)をイメージした衣装を身にまとい舞いが始まると、海上交通、国家安泰、繁栄の神と言われ、住吉神社に祀られる住吉(上筒男=うわづつお=、中筒男=なかづつお=、底筒男=そこづつお=)と八千弐(やちほこ)神=大国主命(おおくにぬしのみこと)=が、まるでその場に現れているかのように凛とした神聖な気に包み込まれ、神々の息吹が間近に意識されるようだったことを、今でもよく覚えている。

それが壱岐の島での初の舞いである。舞う側、観る側にとっても、とてもインスピレーシに富んだ美しい舞・天女の舞いは夜も、一支国神々の宴として原ノ辻展示館近くでもライトアップされた復元建物をバックに披露される運びとなっており、続いて、神宮が笛や太鼓を演奏して舞うという古くからのスタイルを守り、受け継がれ、健康や安全大漁や豊作、本市はもちろん国の繁栄、平和など祈ら念して舞われる国指定無形民俗文化財(一九八七年指定)の壱岐神楽が、壱岐神楽保存会により舞われ、一支国弥生まつりの成功と盛況、ひいては整備が進む弥生の王都、原ノ辻遺跡や島内の各遺跡をめぐり、神々鎮める神楽として舞われるものと思われ、その時に受ける感動が今から想像されてテンションが高まってくる。

その弥生まつりのテーマは
「月」。農漁業と一体の暦、天文学や占い、その創造性への憧れ、美しさと癒し−など、とても物語性に富んだイメージなどから、多くの参拝者が全国から絶えることのない月読神社もあり、壱岐が月の島と呼ばれることもあり、月がテーマになったのであろう。感動のオープニングはもちろん、全体を通した盛り上がりが注目される一大国の一大イベントである。